この記事では、牛乳石鹸で髪を洗うと得られる嬉しい効果や、洗い方をご紹介します。
超ロングセラーの牛乳石鹸!
最近ではシャンプーの代わりに髪を洗うと髪質改善に効果的と話題になっています。
そこで今回は、「牛乳石鹸で髪を洗っても大丈夫?」「牛乳石鹸で髪を洗うとどんな効果があるの?」「洗い方が知りたい!」などの疑問にお答えしていきます。
牛乳石鹸は髪にもお財布にも優しい、とても万能なヘアケアアイテムです。
最後までお読みいただくことで、牛乳石鹸で髪を洗うメリットや洗い方を知ることができますよ!
牛乳石鹸とは?
牛乳石鹸とは、1928年(昭和3年)に発売された、93年の歴史を持つ超ロングセラー石鹸です。
販売元は何と創業112年。
100年以上の歴史を持つ老舗が販売する、赤ちゃんから大人まで安心して使える愛され商品!それが牛乳石鹸です。
赤箱と青箱の2種類があり、しっとり系またはサッパリ系どちらかを選ぶことができます。
手間暇かかる「釜だき製法」と「安心安全な原料」にこだわり、家族全員の肌に優しく使うことができます。
釜だき製法とは
釜だき製法とは、原材料を加熱してから混ぜ合わせ、その後一週間かけてじっくりと熟成する製法を言います。
釜だき製法を用いることで、製造過程で肌に優しい油脂由来の天然成分が程よく残ります。そのため、保湿効果の高い成分を詰め込むことができるのです。
牛乳石鹸の原料

牛乳石鹸に使用している石ケン素地の原料は、
・牛脂
・やし油
・水
・食塩
・苛性ソーダ
の5種類です。
これらを釜だき製法することで「石ケン素地」が出来上がります。
どれも食用に使われる材料で、口に入れても問題ありません!
牛乳石鹸は、安心安全な材料で作られています。
赤箱と青箱の違い
牛乳石鹸には赤箱と青箱の2種類があります。
赤箱はミルク成分を青箱よりも多く配合しています。
また、潤い成分のスクワランを配合し、しっとりモチモチのお肌にしてくれます。
赤箱の香りはローズがベースでフローラルな香りが華やかです。
青箱もお肌の保護成分としてミルク成分を配合していますが、含まれる量は赤箱より控えめです。
そのため、洗い心地はサッパリで夏場などに重宝します。
青箱の香りはジャスミンがベースになっており、洗い心地だけでなく香りまでスッキリ爽やかです。
牛乳石鹸で髪を洗って大丈夫?
結論からお伝えすると、牛乳石鹸で髪を洗っても全く問題ありません!
むしろ、市販のシャンプーのように「合成界面活性剤」や「シリコン」が入っていないため、肌への刺激が少なく、必要な皮脂まで落としてしまう心配がないので安心です。
赤ちゃんにも使えるノンシリコンで、頭皮改善効果があるとネットでの口コミが多数あります。
洗髪した後は、今までのシャンプーよりギシギシときしむ感じに違和感があるかもしれません。
しかし、牛乳石鹸で洗髪する方法や注意点を意識することで心配も解消されます。
牛乳石鹸で洗髪する多くのメリットを感じ、リピートしたくなる方も多いはずです。
牛乳石鹸で髪を洗うメリット
ここでは、牛乳石鹸で髪を洗うメリットをご紹介します。
牛乳石鹸には髪質改善の効果がある
牛乳石鹸は、強い洗浄成分である「合成活面活性剤」を使用していません。
そのため、髪や頭皮へのダメージを防ぐことにつながります。
またノンシリコンなので、使い始めはギシギシと違和感がありますが、慣れてくると髪本来の自然な艶とコシを保つことができます。
余計な成分が入っていない牛乳石鹸だからこそ、使い続けることで髪質改善に効果が期待できるのです。
牛乳石鹸には頭皮トラブルを防ぐ効果ある

牛乳石鹸は、赤ちゃんの肌にも使える優しい成分のみで作られています。
そのため、頭皮トラブルを防いでくれるのです。
頭皮環境が良くなることで髪への栄養も行き届き、髪の発育も促進されますよ。
シャンプー代の節約になる
1個100円程度で購入できる牛乳石鹸は、市販のシャンプーと比べてとても経済的です!
また、牛乳石鹸は体、髪、顔など全身を洗うことができます。
全身が洗えて、値段も安い牛乳石鹸はコスパ最強です!
牛乳石鹸を使った洗髪のやり方
牛乳石鹸を使用した洗髪の手順をご説明します。
①髪をブラッシングする
髪を洗う前に、軽く髪をブラッシングしましょう。
その段階で、ホコリや汚れを取ることができます。髪の絡みを取り除くことで、泡立ちも変わってきますよ!
②ぬるま湯ですすぐ
牛乳石鹸の泡をつける前に、ぬるま湯で髪を念入りにすすぎましょう。
この段階で、ある程度の汚れを洗い流すことで、次の石鹸の泡立ちが断然良くなります。
熱過ぎるお湯は、頭皮や髪の刺激になるため、ぬるめのお湯がポイントです。
③石鹸をよく泡立てる
牛乳石鹸は泡立てネットなどを使用して、しっかりと泡立ててから使いましょう。
市販のシャンプーと違い、泡の濃厚さが足りないと感じる方もいるかもしれません。
牛乳石鹸は安価な料金で購入することができるので、無駄を気にせずたくさん泡立てるのがポイントです。
④頭皮から順番に髪を洗う
髪全体を泡で包み、まずは頭皮をマッサージするように洗いましょう。
強く擦り過ぎると抜け毛や切れ毛の原因になるため優しく洗うのが鉄則です。
洗い心地に慣れるまでには多少時間はかかりますが、丁寧に洗うことで汚れはしっかり落ちるので徐々に慣れていきましょう。
髪自体は、泡で包むだけで汚れを分解してくれます。
⑤しっかりとすすぐ
牛乳石鹸で洗った後の髪は、多少ギシギシ感があります。
そのため、今までのシャンプーのように指を通しながらすすぐと摩擦で髪が痛んでしまうでしょう。
手のひらにお湯を溜めながら、根元から優しくすすぐことで摩擦を減らすことができます。
すすぎは、洗髪の中でも最も重要です!
洗い残してしまうと、石鹸カスがフケのように見えてしまうため、石鹸成分が残らないようにしっかりとぬるま湯ですすぎましょう。
美髪になる!正しいシャンプーの洗い方はこちら▼
牛乳石鹸の洗髪はここに注意!
牛乳石鹸はメリットは多いですが、使い方に注意しないとパサパサ、ギシギシな髪になってしまいます。
以下で洗髪する際の注意点をまとめました。
・泡立ちにくいため優しく洗う
・石鹸カス残りに注意する
・牛乳石鹸の洗髪にはクエン酸を使う
・牛乳石鹸の洗髪にはリンスを使う
以下で詳しくご説明していきます。
泡立ちにくいため優しく洗う
市販のシャンプーに比べて泡立ちは良くないと感じるでしょう。
実際に使ってみると、泡立てネットを使用しても濃密泡にはなりません。
少し水分を多く含んだ泡のように、キメの荒い泡になります。
「これで本当に大丈夫?」と使い始めは心配になるかもしれませんが、たくさんの泡で頭皮から丁寧に洗えば汚れは落ちます。
また、泡をつける前にしっかりお湯で洗うのが泡立ちのポイントです!
石鹸カス残りに注意する

石鹸成分が残ると、フケのように見えてしまう場合があります。
これを防止するためにも、石鹸は泡立てネットなどで泡立ててから使用しましょう。
面倒だからと直接髪に石鹸をつけると洗い残しの原因になります。
牛乳石鹸の洗髪にはクエン酸を使う
髪は弱酸性ですが、石鹸はアルカリ性です。
そのため、牛乳石鹸で洗髪をすると髪のキューティクルが開き、ギシギシと指通りが悪くなります。
牛乳石鹸で洗髪した後は、ギシギシ感をなくすためにもアルカリ性を中和して元の弱酸性に戻さなければなりません。
そこで必要なのがクエン酸!
クエン酸は、柑橘系に含まれる酸味のことを言います。
洗面器一杯のお湯に対して、スプーン1杯程度のクエン酸を溶かし、髪を洗い流すと髪本来の弱酸性に戻すことができます。
牛乳石鹸の洗髪にはリンスを使う
牛乳石鹸の洗髪では「クエン酸」を使うとお伝えしましたが、面倒な場合は「石鹸シャンプー用リンス」がおすすめです。
牛乳石鹸の洗髪に変えた場合は、使用後に「石鹸シャンプー用リンス」を使用することで、髪のギシギシを防いでくれますよ。
牛乳石鹸で美髪を手に入れよう♪
今回は、牛乳石鹸で髪を洗う嬉しい効果や洗い方をご紹介してきました。
髪を洗い続けることで、髪質改善や頭皮環境を良くする効果がある牛乳石鹸!
値段も安く、全身に使えて経済的にも嬉しいことばかりです。
気になる方はぜひ試しに使ってみてください。
アイキャッチ画像 Mr.Cheangchai Noojuntuk / Shutterstock.com
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